大阪探訪記(by 桜華綴舎)

~隠れた名所と不思議なものを求めて~

金山古墳を探訪。全国的に珍しいヒョウタン形な双円墳【大阪府河南町】

2026-03-10 22:47:22
目次

金山古墳を探訪!!

※当記事は旧ブログから移管した数年前の古い記事です。現在の情報と差異があることを承知のうえお読みください。

大阪府河南町(かなんちょう)にある金山古墳(かなやまこふん)に訪れました。

この金山古墳はヒョウタンのような形をしていて、全国的に珍しいとされている双円墳のようなのです。現在はキレイに整備されていて、ちょっとした憩いの公園のようになっていました。

(撮影・執筆 2021年7月)

金山古墳の駐車場

金山古墳にはいくつか出入口があるとは思うのですが、車で訪れる場合は金山古墳公園駐車場に停めることができます。すぐ隣には『陶芸教室 工房南』という施設もあったりします。

駐車場↑

十数台くらいは停めれそうな広さがありますね。

金山古墳公園へ

駐車場のすぐ隣に金山古墳があります。

ひょうたん形のまるっこくて可愛い古墳です。

古墳の周囲は小さな公園になっていて、ちょっとした憩いの広場のようなかんじになっていました。周囲は畑が広がっているのどかな地域なので、なかなか落ち着きますよ。

金山古墳の説明看板

「国史跡 金山古墳」と書かれた看板がありました。

看板の説明によると、金山古墳は6世紀末から7世紀初期ごろに築かれたと考えられていて、現在の金山古墳は復元されたもののようです。芝生がめっちゃキレイですもんね。

発掘調査中の金山古墳の写真↑

金山古墳のように円丘が連結したようなヒョウタン形の古墳のことを双円墳と呼ばれているようでして、全国的にも珍しいタイプのようです。

このときの発掘調査では北側の円丘(小さいほうの円丘)がメインだったようで、南側の円丘はまだ調査されておらず、石室があるということ以外は分かっていないようです。

北側円丘の石室を覗いてみる

この古墳ですが、実は立ち入ることが可能となっています。堀がありますが、水はありません。全長85.8mなので、ササっと探索できます。

ちなみに、もともとの金山古墳の堀にも水を貯める機能はなかったらしいです。

階段が設置されていて、ここから登って北側円丘の石室を覗き見ることができます。

フェンスがあるから中には入っちゃいけないと思うのですが、いちおう外からでも石室の中が見えるように設計してくれてます。

この穴の奥です。

ライトで照らしてくれてるからよく見えます。石棺が2つ、縦に並んでいますね。

石室はこの図のようになっていて、狭い通路のような場所に石棺がひとつ、そして奥の石室に石棺がひとつ。このように合計2つの石棺があります

古墳については不明なことが多いのが世の常ですが、おそらくこの2つの石棺で眠っている2人も、昔のこの地域のお偉いさんだったのでしょう。たしかこの2人の関係についても不明とされているが、親族などの親しい間柄であると古墳有識者の間で予想されているってテレビで言ってた。

まあ、そんなかんじで謎が多いのも古墳の魅力だと思う。

墳丘からの景色

石室を覗き終えたあと、墳丘からの景色を望んでみようと思い歩いていたら、謎の黒い物体が落ちているのを発見。ソフトボールくらいのデカさ。

たぶん腐ったキノコか何かだと思うが・・・・・・。これはこれでミステリー。

南側円丘に登ってみた。高さは9.4mです。

とてもよい眺望です。

『金山古墳』の場所

グーグルマップ

https://maps.app.goo.gl/K2nVqUoymyk2MSZa6

この記事を書いた人

シマ(桜華綴舎 代表取締役)

大阪府堺市在住。ブログ歴10年以上で、大阪探訪記録人兼プロブロガー。桜華綴舎(おうかつづりしゃ)の代表取締役です。 2014年から関西の珍スポットなどを紹介する「シマのブログ」(旧ブログ)を書き始め、2025年から新ブログ「大阪探訪記(by 桜華綴舎)」として再始動しました。 当ブログでは大阪をメインに、関西の面白くて不思議な場所を紹介したり、街の歴史や文化を深掘りしていきたいと思っております。どうぞ楽しんでいってくださいね! また私は、日本各地に残る史跡・戦跡・文化財などの調査記録をブログにまとめると同時に、Symbol(XYM)ブロックチェーン上にフルオンチェーンで保存する取り組みを2025年7月より開始しました。 ブロックチェーンの耐改ざん性と長期保存性を活かし、学術的資料を未来にそのまま残すことを目的としています。 このように学術的資料をフルオンチェーンで保存するのは、おそらく世界初の試みであり、静かな快挙でもあります。 研究者や歴史愛好家にとってはもちろん、未来の世代にとっても価値ある「デジタル遺産」となることを願っています。