大阪探訪記(by 桜華綴舎)

~隠れた名所と不思議なものを求めて~

日本史上最大最悪、令和の米騒動。備蓄米放出初日に購入した備蓄米は5kg税込み3580円でした!

2025-05-31 19:46:34
2025-08-24 07:38:50
目次

2024年~2025年の現在にかけて、建国市場最大最悪規模の米騒動(通称:令和の米騒動)が起こっている我が国JAPAN。
2023年までは10kgで3000円~4000円だったお米の値段があれよあれよと値上げされ、とうとう10kg10000円前後が当たり前になってしまった。もはや国の主食というより富裕層の嗜好品の類に成り下がってしまったお米ですが、とうとう日本政府が備蓄米の放出を決定しました。米騒動から約1年越しである。ナマケモノ以上の遅さの日本政府である。

そんな遅すぎる備蓄米ですが、備蓄米放出初日、いわゆる店頭陳列初日にドラッグストアで購入することができましたのでお見せしよう。
(撮影・執筆 2025年4月)

放出初日の備蓄米(令和5年産)

これが記念すべき放出初日の令和5年産の備蓄米(古米)である。
精米時期は2025年4月上旬。複数原料米。
日本政府とJA(農協)が言ってた通り「備蓄米」の表記は一切ないが、ほかのお米が5kg税込み4600円くらいの中、このお米は5kg税込み3580円でした。コスモスというドラッグストアで買ったのだが、このドラッグストアは商品が安いことで有名なので、ほかのお店で買うと200~300円は高い値段になるぞ。

令和の米騒動のおもな原因と経緯

米の卸業者名が写っている中で言うのも気が引けるが、今回の米騒動は日本政府の減反政策による影響と、JAや米卸中間業者による米価格つり上げのための商品の出し渋りが主な原因と言われている。その後、米の価格が吊り上がったことによって米農家が高額で米を正体不明の業者たちに売却し、その業者たちが転売を繰り返すという負の連鎖によってさらに米の価格が吊り上がってしまったと。

また、昨今のインバウンドバブルによって外国人旅行客のコメ消費も加速したとも言われているが、外国人旅行客による米の消費は微々たるものだともいわれている。まぁそりゃそうだわな。インバウンドバブルなんて2017年~2019年頃のパンデミック前にもあったが、そのときはまったく米騒動なんてことにはならなかったわけですし。日本の失態を外国人観光客に責任転嫁してはいけない。

備蓄米放出によって米価格は下がったの?

ちなみに今回の備蓄米放出の目的は全国の米価格を下げることである。だが、じっさいはまったくと言っていいほど効果はなく、今現在も米の価格は全国で上がり続けている。当記事執筆時点での2025年4月18日での米5kgの値段の相場は税込み5000円~6000円にまで上がってしまった。。。
10kgで1万円超・・・・・・どうやらまだまだ日本政府・JAら中間業者の暴虐は続きそうだ。

追記:実際に備蓄米を食べた感想

この備蓄米を実際に食べてみたのですが、特に問題なく美味しいお米でした。

ニュース番組などでは匂いが気になるとか、パサつきがある、など様々なネガティブインタビューが取り上げられていたが、全然そんなことはなかった。

普通に美味しくて香りもよく、パサつきもなく、新米とかと遜色ない・・・・・・というのが、筆者個人の感想です。

この記事を書いた人

しま(桜華綴舎 代表取締役)

大阪府堺市在住。ブログ歴10年以上。大阪探訪ライター&プロブロガー。 2014年から関西の珍スポットなどを紹介する「シマのブログ」(旧ブログ)を書き始め、2025年から新ブログ「大阪探訪記」として再始動しました。 当ブログでは大阪をメインに、関西の面白くて不思議な場所を紹介したり、街の歴史や文化を深掘りしていきたいと思っております。どうぞ楽しんでいってくださいね! また、私は、日本各地に残る史跡・戦跡・文化財などの調査記録を、ブログにまとめると同時に、Symbol(XYM)ブロックチェーン上にフルオンチェーンで保存する取り組みを2025年7月より開始しました。 ブロックチェーンの耐改ざん性と長期保存性を活かし、学術的資料を未来にそのまま残すことを目的としています。 このように学術的資料をフルオンチェーンで保存するのは、おそらく世界初の試みであり、静かな快挙でもあります。 研究者や歴史愛好家にとってはもちろん、未来の世代にとっても価値ある「デジタル遺産」となることを願っています。