ここは大阪府富田林市にある梅の里(梅の里ニュータウン)地区です。
1970年代~1980年代にかけて本格的な宅地造成がはじまったニュータウンでして、もともとは丘陵地帯だった場所を切り開いて完成した若い街だ。
今回、この梅の里の街並みを歩いてみたぞ!
(撮影・執筆 2025年6月)
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梅の里 交通事情
バス停↑
ニュータウンというだけあって、ここに立っている家々はわりと大きな家やお洒落な外観のものが多いです。梅の里はいわゆる高級住宅街という括りになるのだろうね。
街ができる前はほぼ山と言ってもいい規模の丘陵地帯だったため、アップダウン、アップダウンを繰り返す緩急激しい土地柄となっております。
交通の便は決して良いとは言えず、幾つかバス停がある程度。しかし隣町まで行けば喜志駅とかもあるので、めちゃくちゃ不便というわけでもない。そもそもこの地区はお金持ちが多いので、ほとんどのお宅に車があるのよ。
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かつての梅林の痕跡 梅の里の由来
熟して落ちてしまった梅の実↑
梅の里という地名のとおり、街中には小さな梅農園があったりします。ちなみに梅の里という地名は、この地域がかつては梅林や梅畑だったことに由来している。だから住宅開発されたあと、新しく「梅の里」という地名をつけられたんだ。ちなみに住宅開発される前は喜志村という大きな村の一部だったようなんだ。
いまでこそ富田林市ってぜんぜん梅とか有名じゃないけど、昔は梅の栽培が盛んな地域だったという歴史がある。
ちなみに現在の富田林市の市の花はツツジでして、公園や道路脇など梅の里にもいたるところにツツジが植樹されているんだ。梅は時代の流れに敗北したんや・・・・・・。
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梅の里唯一のスーパー
梅の里唯一のスーパーである万代↑
大阪人御用達のスーパー、万代です。ここの万代、地下駐車場がけっこう空いていて駐車しやすいから好きです。富田林市に行ったときはだいたいここにも寄る。
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公園の藤棚とイケイケ日本時代
公園があった。
梅の里にはこれといった大きな公園は無いのですが、小さな公園はポツポツと点在している。そしてほとんどの公園に藤棚が存在する。こういった公園にある藤棚とかは都市計画によって植樹されたものがほとんどでして、 特に昭和~平成のニュータウン開発期においては街路樹・庭木・公園緑化を重視する流れがあったのよ。公園の藤棚はイケイケ時代の名残りってやつやな。
え? いま、ですか? 今の日本はガタガタ時代です。
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梅の里を歩き終わった
丘陵の頂上から見下ろす梅の里↑
梅の里、印象としては閑静なニュータウンですね。ほどほどに都会で静かに暮らしたいという方には良い地域かと思います。梅の里地区全域には防犯カメラも配備されているので人的治安の面では良いほうなんだと思うぞ。
このあたり一帯はこれといって観光名所などもないので、昨今社会問題になってるオーバーツーリズム(観光公害)とは無縁だ。観光地に住んでいる人間からすると、こういった閑静な住宅街は天国なのよ。
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『梅の里ニュータウン』の場所
グーグルマップ