大阪探訪記(by 桜華綴舎)

~隠れた名所と不思議なものを求めて~

昭和レトロ満点な源ヶ橋商店会。薄暗い雰囲気と老朽化【大阪府大阪市阿倍野区】

2025-12-21 04:59:31
目次

※当記事は旧ブログから移管した数年前の古い記事です。現在の情報とは違う部分もあるということを承知のうえお読みください。

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源ヶ橋商店会

ここは大阪府大阪市阿倍野区。あべのハルカスから東へ約1kmほどの位置にある源ヶ橋商店会の入口です。

小さな屋根付きの商店街なのですが、中は薄暗く、一部の店舗は半壊しており、全体的にホコリっぽい。かなり昭和レトロ感の溢れる商店街となっておりました。

(撮影・執筆 2019年8月)

 

 

 

薄暗い雰囲気と半壊状態の店舗

源ヶ橋商店会の中の様子。全体的に薄暗く、人が少ない。そしてほとんどのお店が閉業しており、シャッター街と化している。とはいえ、この商店街の奥にはアプロというスーパーがあるし、ぼちぼちお客さんが来ている店も1店舗だけあったぞ。

 

 

 

 

 

商店街の南側から入ってすぐ、半壊状態にある店舗(閉業)があった。工事用バリケードで立ち入り禁止となっている。

 

 

 

太陽光を遮断している屋根と、色あせた店舗

いちおう屋根付きの商店街ということで、雨風は凌げる場所ではあるけど、その屋根が太陽光を遮断しており、全体的にかなり薄暗い雰囲気をつくってしまっている。

 

 

 

 

 

一部のライトも消えており、シャッターの閉まった店舗も茶色く色あせてしまっているから余計に暗いと感じてしまうのよ。しかしこれでこそ昭和レトロって感じがして、個人的には好きな空気です。

 

 

 

放置されたホコリまみれの自転車とショーケース

めっちゃ古そうな自転車が3台も放置されてた。パンクしており、ホコリで真っ黒になっちゃっている。隣に新しめの白い自転車もあるから、余計にその汚れ具合が目立っちゃっているぞ。

 

 

 

 

 

反対側には、これまたホコリまみれのショーケースが。

汚れ具合から、けっこう昔に閉業したっぽいね。

 

 

 

 壊れてる? KIRINの酒自動販売機

 

KIRINの酒の自動販売機があった。よく見ると、小銭と札を入れるところがガムテープで封鎖されているので、もしかしたら壊れているのかもしれません。

 

 

 

まとめ。源ヶ橋商店会は、わりと限界状態だと思った

源ヶ場商店会の北側出入口に到着。わりと短い商店街です。ちなみに上の写真の左側に写ってる寿司屋さんは営業しているのを見かけたことがある。実際のところ、商店街の9割くらいはシャッターだったが、まだ頑張って営業しているお店もあるのだ。

・・・とはいえ、建物の状態といい、人通りの少なさといい、かなり維持するのが限界なように感じたのも事実。こんかい源ヶ橋商店会を訪問し、すれ違った人々はみんな奥にあるアプロへの通り道として活用しているくらいだったんだ。

個人的には、源ヶ橋商店会のような昔の風景も残り続けてほしいものですが、いずれは安全面などの問題もあり、新しい姿に変わるのかもしれませんね。

 

 

 

『源ヶ橋商店会』の場所

https://goo.gl/maps/JDBXMhx7TnGoM5N69

この記事を書いた人

しま(桜華綴舎 代表取締役)

大阪府堺市在住。ブログ歴10年以上。大阪探訪ライター&プロブロガー。 2014年から関西の珍スポットなどを紹介する「シマのブログ」(旧ブログ)を書き始め、2025年から新ブログ「大阪探訪記」として再始動しました。 当ブログでは大阪をメインに、関西の面白くて不思議な場所を紹介したり、街の歴史や文化を深掘りしていきたいと思っております。どうぞ楽しんでいってくださいね! また、私は、日本各地に残る史跡・戦跡・文化財などの調査記録を、ブログにまとめると同時に、Symbol(XYM)ブロックチェーン上にフルオンチェーンで保存する取り組みを2025年7月より開始しました。 ブロックチェーンの耐改ざん性と長期保存性を活かし、学術的資料を未来にそのまま残すことを目的としています。 このように学術的資料をフルオンチェーンで保存するのは、おそらく世界初の試みであり、静かな快挙でもあります。 研究者や歴史愛好家にとってはもちろん、未来の世代にとっても価値ある「デジタル遺産」となることを願っています。