大阪探訪記(by 桜華綴舎)

~隠れた名所と不思議なものを求めて~

廃校だった大阪女子大学大仙学舎のテニスコートが工事中。解体前の校舎写真を載せておく【大阪府堺市堺区】

2025-12-26 05:27:01
目次

廃校の大阪女子大学

※当記事は旧ブログから移管した数年前の古い記事です。現在の情報とは違う部分もあるということを承知のうえお読みください。

(撮影・執筆 2019.1)

・・・・・・・・・

大阪府堺市堺区。ここは大仙古墳(仁徳天皇陵)の西側に隣接する大阪女子大学大仙学舎跡なんです。

以前まで廃校として保管されていたが、校舎はだいぶ前に解体され、とうとうテニスコートも工事が始まっていたぞ。前々からここには大仙古墳関連の観光施設を建てるみたいなことをニュースなどで報道されていたのですが、ようやく始まった感じです。

そんな大阪女子大学の校舎の写真が何枚か残っていたので、せっかくなので当ブログに載せておこうと思うわけなんです。

 

 

現在(2019年)の様子

まずは現在2019年(1月撮影)の様子から。

冒頭で言ったように校舎はとっくの昔に解体され更地に。そしてテニスコートが工事中という感じです。

テニスコート

夏になると雑草がボーボーになるので、あえて雑草が枯れる冬に工事を行っているのかもしれませんな。重機を使って頑張ってました。

 

そして以前校舎があった場所はまだ更地のままだった。

そこそこ広いからいろんな使い方ができそうな土地ですな。

 

下の写真、校舎跡とテニスコートに挟まれたこの道路は、現在は歩行者と自転車しか通れないようになってるんです。

地元民にとっては貴重な通路となってます。車が通らないから犬の散歩とかもできるしな。散歩が捗る。

 

テニスコートの階段。

工事中なのでフェンスにはあまり近づかないようにしよう。

 

半分だけ白い壁になっているフェンス。

この白い壁のところは解体前はゴミ捨て場となっていました。あとでゴミ捨て場の写真も載せておく。

 

大学の北側通路。

まあ2019年1月に撮影した写真はこんな感じです。百舌鳥古墳群が注目を集めているので着々と観光地化しようと頑張っている最中ですな。

 

 

2015年の一部解体の写真

あんまり残ってないんですが、2015年7月に撮影した写真です。

ちょうどこのころから解体工事が始まった。守衛室?の前には自販機完備。暑い時期なのでさぞかしドリンクが売れたことであろう。

 

門の隙間から覗く。傍から見ると完全に不審者やな。

歴史のある大学なので壁が黒ずんでますね。じゃっかん廃墟感がでている。老朽化の具合も進んでいたのかな。

 

テニスコートを見る。

2015年7月のテニスコート。当たり前ですが植物はすくすく成長してます。階段を上り、コートに近づいてみる。

 

コートの扉は施錠されている。

またまた隙間から覗く。不審者再来。

テニスコートから生える雑草達はさぞかし生命力が高いことでしょう。

 

そしてゴミ捨て場付近のフェンスへ。

立ち入り禁止の張り紙。この頃にはすでにゴミ捨て場は撤去されていた。そしてここにも何かの建物があったのですが、すでに解体済みでした。

 

 

2013年の写真

2013年9月に撮影した。かなーり解像度の低い写真しか残っていなかったが我慢してくれ。

 

校舎から。2013年とはいえ、管理者はいるはずだから関係者などの人の出入りはあったのだろう。生徒は居たのかは知らん。

しかしほぼ放置って感じかな。雑草ボーボーである。

 

テニスコート。

この頃からすでに雑草に浸食されていた。

 

ゴミ捨て場付近のフェンスへ。

テニスコートの階段上から撮影。

 

ゴミ捨て場へ。

ゴミ箱に書かれた『大阪女子大』の消えかかった文字。歴史を感じる。

 

・・・・・・というわけで写真はこれでお終いです。

 

 

『大阪女子大学跡』の場所

グーグルマップ

https://maps.app.goo.gl/NwJ3MqZoBMPRz3yS7

この記事を書いた人

しま(桜華綴舎 代表取締役)

大阪府堺市在住。ブログ歴10年以上。大阪探訪ライター&プロブロガー。 2014年から関西の珍スポットなどを紹介する「シマのブログ」(旧ブログ)を書き始め、2025年から新ブログ「大阪探訪記」として再始動しました。 当ブログでは大阪をメインに、関西の面白くて不思議な場所を紹介したり、街の歴史や文化を深掘りしていきたいと思っております。どうぞ楽しんでいってくださいね! また、私は、日本各地に残る史跡・戦跡・文化財などの調査記録を、ブログにまとめると同時に、Symbol(XYM)ブロックチェーン上にフルオンチェーンで保存する取り組みを2025年7月より開始しました。 ブロックチェーンの耐改ざん性と長期保存性を活かし、学術的資料を未来にそのまま残すことを目的としています。 このように学術的資料をフルオンチェーンで保存するのは、おそらく世界初の試みであり、静かな快挙でもあります。 研究者や歴史愛好家にとってはもちろん、未来の世代にとっても価値ある「デジタル遺産」となることを願っています。