大阪探訪記(by 桜華綴舎)

~隠れた名所と不思議なものを求めて~

トイレ用通路から行ける『天龍神社』で初詣。新三和サンロード(尼崎駅前商店街)【兵庫県尼崎市玄番北之町】

2026-01-02 14:07:05
目次

天龍神社へ

※当記事は旧ブログから移管した数年前の古い記事です。現在の情報とは違う部分もあるということを承知のうえお読みください。(撮影・執筆 2020年1月2日)

ここは兵庫県尼崎市です。新三和サンロードっていう尼崎駅前商店街の一角でして、玄番北之町(げんばんきたのちょう)という地域になります。

この新三和サンロードっていう商店街は、様々な商店が立ち並ぶアーケード商店街(屋根付きの商店街)で、全体的にかなり古い家屋が多いです。そんな中に、これまたレトロ感のあるトイレ用通路があるのですが、奥には天龍神社という小さな神社があったぞ。あと、もちろんトイレもある。

天龍神社の周囲は商店や家屋で囲まれているので見つけるのはちょっと骨折れるが、ある意味、隠れパワースポット的な感じがする神社でした。

(撮影・執筆 2020年1月2日)

 

 

 

トイレ用の通路から天龍神社へ

ここは尼崎商店街の一角である、新三和サンロードです。面倒なので、以後「サンロード」って呼びます。

天龍神社は、このサンロードから行くと見つけやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

サンロードの中は、かなり古い商店や家屋が立ち並んでいるぞ。ちなみにここはサンロードの5番街という位置付けになるらしい。この5番街にも天龍神社への入口はあるのですが、もう少し先にあるトイレ用通路が一番分かりやすい道だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

トイレ用通路

5番街から右へ曲がると、すぐにトイレ用の通路を発見できます。トイレの看板を目印にするよりも、お肉屋さんを目印にしたほうが分かりやすいかもな。

 

TOILET看板・・・・・・男性用トイレのように見えますが、よく見ると男性シルエットの横に女性シルエットもあります。永い年月により、絵が薄れてしまっただけでしょうな。なので女性の方も安心してこの通路を利用できます。

 

 

 

 

 

 

 

横幅1mくらいの細い通路で、奥は薄暗いため、ちょっとゾクゾクする。しかし怖いからと言ってここでオシッコを漏らすわけにはいかない・・・・・・トイレはすぐそこなのだ。通路の薄暗さから生まれる恐怖と、すぐそこにトイレがあるという安心感が、己の膀胱(ぼうこう)にダメージを与えてくるぞ。

 

 

 

 

 

 

 

通路の両サイドはシャッターだらけや。いまでは売家になってしまっているが、サンロードが全盛期だった頃は賑わっていたことでしょう。この通路もひっきりなしに人が通っていたに違いない・・・・・・・・・だってこの先にはトイレがあるから・・・。

 

 

 

トイレ用通路を抜けた先の光景

トイレ用通路を抜けた先には木造の建築物がある。後ろ姿ですが、これが天龍神社です。

 

 

 

 

 

 

 

当たり前だがトイレもある。これでトイレが無かったら、恐怖と安心感に打ち勝って、あの通路を抜けてきた努力が水の泡になっちまう。まあしかし、朝だから全然余裕でしたが、夜だとマジで怖いと思う。

それにしても、このトイレもなかなかの古さ加減やな。看板が劣化してセピア色になっちまっているぞ。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに通路の先の光景はこんなかんじ。普段ではまず見れないであろう、商店街の空洞になっているエリアで、更地にゴミやらが散乱している状態。そしてこのように、天龍神社は周囲が完全に商店と家屋に囲まれているため、発見するのがかなり困難だと思う。あのトイレを利用した人だけが、もれなく発見に至るレア神社なのだ。

 

 

 

天龍神社で参拝

天龍神社

かな~り狭い場所に神社があるので、神社の全体を写真に撮ることはできなかった。これ以上、後ろにさがることができないのよ。

木製の白い鳥居がカッコイイっす。

 

 

 

 

 

 

 

水はないけど、これは手水舎(ちょうずや)やな。

掃除道具が綺麗に整理されているし、神社じたいはキレイなことから、しっかりと管理されていると思われる。

 

 

 

 

 

 

 

天龍神社の鳥居の横には巨大な御神木もある。古い家屋に囲まれた狭いエリアだけに、その存在感は圧倒的だったぞ。隣の家屋にぶつかりそうなくらいギリギリやな。

 

 

 

 

 

 

 

天龍神社の由来の説明書きがあった。

かるく説明を読んでみると・・・・・・・・・昔、この近所の水路にあった松の根元に大きな白いヘビが棲んでいた。そして地元の人たちがその白ヘビさんを土地の主として祈った。それから昭和24年に天龍神社として祀り、現在は商店街の守護神として崇拝されている・・・・・・・・・というようなかんじらしい。詳しくは、上の写真の説明書きを読んでくれ。

御神体は白龍とあるが、どうやら白龍とは白ヘビのことみたいやな。

 

 

 

 

 

 

 

HAPPY NEW YEAR

ちなみに今回僕が訪れたのは2020年1月2日。世間はお正月ムード。そしてこの参拝が僕の初詣でもあるのだ。

有名な神社で大勢で賑やかに参拝をするのもいいと思うが、僕はボッチ状態が好きな人間なので、天龍神社のような参拝客の少ない神社がいい。ゆっくりと参拝させていただきました。自分独りだけやから、めっちゃ静かや・・・。

 

 

 

 

 

 

 

賽銭箱は、扉の内側にあるぞ。この赤い箱が賽銭箱です。

 

 

 

サンロード5番街、もうひとつの通路

そういや当記事の序盤で、5番街にも天龍神社への通路があるって言ったね。上の2枚の写真がその通路です。

トイレ用通路とは別の、もうひとつの通路です。

 

 

 

 

 

 

 

どうやらこの5番街につながる通路は、両サイドの家屋のヒビ割れが深刻化しているらしい。壁のヒビ割れには赤い線が引かれていた。

貼り紙を読む限り、押し車(台車のこと?)が壁に当たったのが原因っぽいね。通路は1mほどしかないので、商品の運搬に使う押し車とかだとギリギリの幅になっちゃうみたいだ。建物の老朽化もひどいけどな。

 

 

 

 

 

 

 

サンロード5番街の通路、入口↑

天龍神社へはトイレ用通路から行くか、それともこの5番街通路から行くか・・・・・・めっちゃどうでもいい2択や。

 

天龍神社は小さな神社でしたが、場所が場所だけに知る人ぞ知る聖域という雰囲気を醸し出していました。なかなかに新鮮な初詣となりました。

 

 

 

『天龍神社』の場所

https://goo.gl/maps/Szw6foWUfii1XMrv7

この記事を書いた人

しま(桜華綴舎 代表取締役)

大阪府堺市在住。ブログ歴10年以上。大阪探訪ライター&プロブロガー。 2014年から関西の珍スポットなどを紹介する「シマのブログ」(旧ブログ)を書き始め、2025年から新ブログ「大阪探訪記」として再始動しました。 当ブログでは大阪をメインに、関西の面白くて不思議な場所を紹介したり、街の歴史や文化を深掘りしていきたいと思っております。どうぞ楽しんでいってくださいね! また、私は、日本各地に残る史跡・戦跡・文化財などの調査記録を、ブログにまとめると同時に、Symbol(XYM)ブロックチェーン上にフルオンチェーンで保存する取り組みを2025年7月より開始しました。 ブロックチェーンの耐改ざん性と長期保存性を活かし、学術的資料を未来にそのまま残すことを目的としています。 このように学術的資料をフルオンチェーンで保存するのは、おそらく世界初の試みであり、静かな快挙でもあります。 研究者や歴史愛好家にとってはもちろん、未来の世代にとっても価値ある「デジタル遺産」となることを願っています。