杭全神社 かさ上げされた大門
(撮影・執筆 2025.8)
平野の杭全神社にある大門。ドーンと立派にそびえ立ってるんですが、よーく見ると・・・・・・なんか背伸びしてる!? そう、柱の下に石を積んで「かさ上げ」されてるんです。
これ、ただのリフォームや耐震工事じゃありません。理由はズバリ──だんじり。
昔のままの高さやったら、だんじりが門にゴンッ!てぶつかって通れなかったらしいんです。そこで地元の人たちが考えました。
「せや! 門のほうを高くしたらええやん!」
・・・・・・って発想がすごい。普通はだんじりを小さくするとか、通るルート変えるとか考えるのに、門を持ち上げてしまうというパワープレー。さすが平野っ子、だんじりへの情熱はハンパない。
その結果、だんじりは無事に宮入りできるようになりました。めでたしめでたし。・・・・・・なんですが、文化財的には「改造したからオリジナルちゃうやん」ということで、国宝指定は見送りに。まさに「だんじり優先の門リフォーム」です。
高さ約60cmの石段により、かさ上げしている↑
写真を見ると、ほんまに柱の下に石が積まれていて、「あ、ここで背伸びしてるな」ってすぐ分かります。知らん人が見たら「なんで門が下駄履いてんねん?」ってツッコミたくなるかもしれません。
でもこういうエピソードこそ、地元の祭り文化と神社の歴史がガッチリ結びついてる証拠。杭全神社の大門、ただの門と思ったら大間違い。祭りを通すために“かさ上げ”された、世界でもレアな門なんですよ。
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平野区『杭全神社』の場所
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